dpkg はシステムツール (バックエンド)、apt はユーザに近いツールとみなすべきです。apt は dpkg の制限を克服しています。これらのツールは互いに協力して作業を行います。両者は互いに異なる得意分野を持っており、それぞれが特定の作業を担当しています。
APT は巨大なプロジェクトで、当初の予定ではグラフィカルインターフェースを含んでいました。APT はライブラリに基づいており、そのライブラリにはコアアプリケーションが含まれています。apt-get は最初のコマンドラインベースフロントエンドで、APT プロジェクト内で開発されました。apt は APT から提供されているもう一つのコマンドラインベースフロントエンドで、apt-get の持っていた設計上のミスを克服しています。
APT の数多くのグラフィカルインターフェースは外部プロジェクトとして生まれました。たとえば synaptic、aptitude (テキストとグラフィカルモードインターフェースの両方があり、グラフィカルモードインターフェースはまだ完成していません)、wajig などが生まれました。最も推奨されるインターフェースは apt で、この節では apt を例に使います。apt のコマンドライン構文と apt-get や aptitude のコマンドライン構文はよく似ていることに注意してください。apt、apt-get、aptitude の間に大きな違いがある場合は、その違いを詳しく述べます。
APT は C++ プログラムで、libapt-pkg 共有ライブラリがその機能の多くを担っています。共有ライブラリを使うとユーザインターフェース (フロントエンド) の作成が楽になります。なぜなら、ライブラリに含まれるコードは簡単に再利用できるからです。歴史的に言って、apt-get は libapt-pkg のテスト用フロントエンドとして設計されましたが、成功を収めたためにその事実は曖昧にされがちです。
なるほど。コマンドラインベースのフロントエンドとしては apt を推奨しているようです。その他、管理者のために設計された対話型の準グラフィカルモードを備えた aptitude を使用するのも apt-get よりかはずっと合理的(6.4.1)とあるので、apt もしくは aptitude がよいようです。
なるほど。コマンドラインベースのフロントエンドとしては apt を推奨しているようです。その他、管理者のために設計された対話型の準グラフィカルモードを備えた aptitude を使用するのも apt-get よりかはずっと合理的(6.4.1)とあるので、apt もしくは aptitude がよいようです。
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